トップページ > 安全・環境への取組み > 環境への取り組み
アスベスト対策
解説:アスベストなどを含む建物の資産除去について
アスベストをはじめとする有害物質を含む建物については、2011年3月期から会計上の資産価値を有害物質の撤去・対策費用を割引いた金額に算定し直し、資産と負債に計上することが求められるようになります。このことにより、有害物質の撤去・除去対策がますます求められてゆくことになると予想されます。
高度経済成長時代の盲点とも言われ、安価で便利な建築材料として使用されてきた、石綿(アスベスト)ですが、近年、当時の建築物が老朽化と共に解体工事が余儀なくなり、この石綿(アスベスト)除去工事の問題が大きく取り上げられるようになっております。
当時のビルをはじめ駐車場など各種の建築物の防音材、断熱材、保温材として、多用されております。
解体工事の際に、この石綿(アスベスト)を無造作に切ったり削ったりすると、目に見えない数十ミクロンの花粉よりも小さい物質、石綿(アスベスト)粉じんが空気中を長時間浮遊することとなり、これを吸い込んでしまうと、石綿肺・肺がん・中皮腫等の疾病の危険性が高まります。
そこで、ビルの解体や家屋、建物の解体工事においてアスベスト(石綿)除去工事抜きでは、建物解体工事を推進することが難しくなってきております。現状の建築物にアスベスト(石綿)が使用されてないか解体工事を依頼する前に事前確認・調査が必要かと思われます。
そこで、当社では、本格的なアスベスト(石綿)処理を建物解体の先行工事として、あらゆるお客様のニーズ、ご要望に対応いたします。当社は、財団法人「日本産業廃棄物処理振興センター」が認める技能資格制度に基づく教習過程を経て取得した技能者が在籍するビル解体、建物解体業者です。
事前調査・分析
- 築年数や図面よりアスベスト使用の有無を判別
- 現地にて目視で確認
- アスベスト検体を採取して判別
- アスベストの含有量を調査
- 施工時に浮遊粉じんの濃度を測定
- 分析・調査書の提出
工事内容
- アスベスト封じ込め処理
- アスベスト封じ込め剤をアスベストに吹きつけ飛散を発生を封じ込めます。
- 薬剤を含浸させることにより硬化させ飛散しにくくする工法です。
- 工事中はアスベスト以外の場所をシートなどで囲い、飛散を防ぐので安心です。
- アスベスト囲い込み処理
- アスベストをアスベスト以外の安全な建材で囲い込む方法です。
完了検査
作業終了後、浮遊粉じん濃度を再度測定し、安全を確認した上で引き渡し完了
チームマイナス6%
本社主導の下、地球温暖化対策推進国民運動「チームマイナス6%」に参加しています。チーム員宣言として、桑原組は以下の取り組みを全社で実施しています。
- 冷房は28℃、暖房は20℃に設定します
- 上水道の無駄遣いはしない
- 搬出ゴミを減少させます
- 無駄な電力は使用しません
このような合言葉で日々の業務を行っています。